マス・フォア・インダストリ研究所

研究集会・ワークショップ・国際会議



研究集会・ワークショップ・国際会議(一覧)

ソーシャルネットワークの構造とダイナミクス~ヒトの社会活動の理解予測に向けて


開催時期 2012-02-06 10:30~2012-02-10 12:00

場所 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所中セミナー室7

ソーシャルネットワークの構造とダイナミクス~ヒトの社会活動の理解予測に向けて

※ この研究集会はマス・フォア・インダストリ研究所 短期共同研究(大規模ネットワークの特徴を抽出するアルゴリズムの開発と社会行動の予測 [研究代表者:長谷川 雄央(東北大学 大学院情報科学研究科)]の公開プログラムです。

月,火,木,金の講演につきましてはUSTREAMによる中継を行う予定です.
UST配信ページ

 
 
 開催期間
 
 2012年2月6日(火)~2月10日(金)
 
 開催場所
 
 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所中セミナー室7(数理・IMI図書館棟3F)
 伊都キャンパスへのアクセス伊都キャンパスマップ
 
 講演
 
 2月6日(月) 10:30~12:00
 題目:ソーシャルネットワーク上での情報拡散・意見形成モデル
 発表者:斉藤 和巳(静岡県立大学)
 概要:
我々の研究グループでは、機械学習アプローチを土台に、ソーシャルネットワーク上での社会影響の拡散などを分析し、高精度の将来予測などを実現する基本手法を探求している。その基本モデルとして、情報拡散については、独立カスケードモデルと線形閾値モデル、意見形成については、投票者モデルに着目し研究を展開している。本発表では、情報拡散モデルに依存した拡散規模の違いに関する分析、拡散データからのモデルパラメータの変化点の検出法、及び、ノード属性を考慮して拡張した情報拡散・意見形成モデルなどについて紹介する。

 2月7日(火) 10:30~12:00
 題目:複雑ネットワーク上の感染症モデルの数理
 発表者:長谷川 雄央(東北大学)
 概要:
複雑ネットワーク上の感染症モデルは人間社会における感染症やコンピュータウイルスのモデルとしてだけでなく、情報の伝搬・噂の伝搬モデルとしてもしばしば用いられる。本発表では代表的な感染症モデルの示す振舞いについて、未解決の問題や最近の動向を踏まえて紹介する。

 2月8日(水) 10:30~12:00
 題目:ウェブマーケティングにおけるレコメンドと購買行動について
 発表者:岡田 好美(株式会社 アイ・エム・ジェイ)
 概要:
モノやサービスをより欲しがっている人により多く提供したいというのは企業共通の目的である。そのために、近年ではウェブを利用したマーケティング活動が活発化してきている。ウェブマーケティングの分野において、本講演の前半では顧客とモノやサービスを結びつけるレコメンド技術の概要について、後半ではそれが購買行動につながるためにはどのようなマーケティングが必要とされているかについて議論したい。

 2月9日(木) 10:30~12:00
 題目:フラクタル階層分割によるネットワーク構築 -近未来の通信網に向けて-
 発表者:林 幸雄(北陸先端科学技術大学院大学)
 概要:
地理的空間上のネットワーク自己組織化について、複雑ネットワーク科学の最近の研究動向を踏まえて紹介する。特に、自己相似な分割アルゴリズムに基づくモデルの優れたルーティング特性や頑健性、マルコフ連鎖と差分方程式に関連した話題などを議論する。

 2月10日(金) 10:30~12:00
 題目:東日本大震災時のTwitterにおける情報共有
 発表者:鳥海 不二夫(名古屋大学)
 概要:
2011年3月11日に発生した東日本大震災時にTwitterは大きくクローズアップされ,情報の伝播に大きな影響を与えたといわれている.そこで,東日本大震災時の前後でTwitterに投稿された約3億のTweetを用いて,震災時にTwitterがどのように利用されたのか,また震災がTwitterにどのような影響を与えたのかを分析し,Twitterの情報共有ツールとしての役割が震災前後でどのように変化したかを述べる.