
吉澤 研介 ヨシザワ ケンスケ
学術研究員
曲線の曲がり具合を測る量として曲げエネルギーと呼ばれる汎函数があり、 曲げエネルギーの臨界点はピアノ線などの弾性体の形状を数学的に記述するモデルとして知られています。 近年は曲げエネルギーの臨界点に対し、凸性などの形状に関する定性解析に興味をもって研究しています。 臨界点を特徴づけるオイラー・ラグランジェ方程式は四階の方程式で表され、 基礎理論が十分に整備されていませんが、その分やり甲斐を感じています。 曲げエネルギーに限らず、幾何的に意味をもつ変分問題を中心に幅広く研究を展開したいと思います。
キーワード | 曲げエネルギー、変分問題 |
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