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九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

濵田 法行 ハマダ ノリユキ

助教

研究者情報 研究・技術カタログ

(理論面の)対象4次元の図形と2次元曲面の対称性
(理論面の)目標4次元の図形を2次元×2次元とみなし,曲面の性質を用いて4次元の世界を理解すること
ここまでの成果/重要な発見曲面の性質を用いて研究することができる4次元図形のうちの重要な具体例を多数構成した
これからの目標/現在取り組んでいる目標存在が期待されている,または有無が問われている特定のタイプの4次元図形の具体的構成
応用上の成果/目標4次元特有の現象の,隣接次元(3次元および5次元)への影響,他次元との比較
さらなる発展の可能性・方向性物理的な時空間の大域的な形状の理解

曲面の写像類群を用いて、4次元多様体のトポロジーを研究しています。4次元の空間を直接取り扱うことは難しいですが、シンプレクティック4次元多様体などの良いクラスは「曲面の族」として理解できることが知られています。さらに、こうした族は曲面の写像類群の言葉で簡潔に表現できます。このように、4次元多様体という抽象的な空間を、曲面という我々の直感が働く空間を通して研究しています。初等的な議論で様々な4次元多様体を構成できるため、位相不変量などに何か制限を与えたときにそれを満たすような4次元多様体が存在するかといった問題に主に取り組んでいます。

キーワード 位相幾何学,低次元トポロジー,写像類群,レフシェッツファイブレーション
部門 基礎理論研究部門
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