
(理論面の)対象 | 格子・点群・原子スケールの物資構造のような離散的な構造 |
(理論面の)目標 | 数の幾何や空間・多様体上の点群生成、位相回復アルゴリズム、調和解析または代数アルゴリズムの数値的拡張に関わる理論深化と応用 |
ここまでの成果/重要な発見 | 数理植物学分野で黄金角の方法として知られる点群生成法を一般曲面・一般次元へ拡張(未解決問題であった当該方法の大幅アップデート) |
これからの目標/現在取り組んでいる目標 | 一般化黄金角の方法を、生物・物質科学を含む様々な社会の問題で気軽に活用できるよう実装すること、粉末結晶未知構造解析を含む計測インフォマティクスへの開発手法の応用 |
応用上の成果/目標 | 成果: 格子決定に関わる様々な手法開発(粉末回折, 電子線後方回折用ソフトウェアCONOGRAPHの方法)、有限個のフーリエ係数の場合への標本化定理の拡張とその数値計算(目標: ギブス現象の数値的な解消) |
さらなる発展の可能性・方向性 | 一般化黄金角の方法は、対象の自由度が高く、局所的なパッキング密度を厳密値で制御でき、これを議論することは様々な数論・生物・物質科学の未解決問題に関わるため楽しく研究しています。 |
数論の中でも格子・2次形式の理論・応用に関心を持って研究しています.
2011-2014年に,実験データから格子決定を行う際に使えるいくつかの計算手法を提案し,高エネ研の研究者と協力してCONOGRAPHというソフトウェアを開発しました.CONOGRAPHがきっかけとなり,数理結晶学の問題に関わる共同研究をこれまで実施しています.応用を通して,様々な格子・離散的点配置や数値計算上の様々な問題が見つかるので,そういった問題を数論,調和解析,最適化手法を用いて解決することを行ってます.
キーワード | 応用代数・数論,数理結晶学,アルゴリズム |
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部門 | 数理計算インテリジェント社会実装推進部門 |
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