九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

神山 直之 カミヤマ ナオユキ

教授

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私の専門分野は離散最適化の理論的研究です.最適化問題とは幾つかの解の候補から与えられた目的関数を最大化もしくは最小化するものを見つける問題です.その中でも,解が離散的な構造を持つものを主な研究対象としています.離散最適化が包含する問題は非常に多岐にわたるのですが,私はこれらの問題に対して離散的な凸性である劣モジュラ性や,双対性を基礎とした多面体的アプローチを通じた包括的な解法の開発を目指しています.
加えて,離散最適化に関連の深い,離散数学の一分野であるグラフ理論や理論計算機科学の一分野である計算量理論に関する研究も行っています.また,これらの理論的研究から得られた知識を,都市計画や交通,ソーシャルネットワークなどから生じる実問題へ応用することに興味があります.

キーワード 離散最適化,グラフ理論,計算量理論
部門 数学テクノロジー先端研究部門,数理計算インテリジェント社会実装推進部門 (兼任),リエゾン戦略部門 (兼任),富士通意思決定数理モデリング共同研究部門 (兼任)
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