九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

第9回 IMI Colloquium(5/16)を開催しました.

平成24年5月16日(水), 第9回 IMI Colloquiumを開催しました.

第9回 IMI Colloquium
企業の中の応用数学~ガラスの研究開発を例として
講師:高田 章 氏(旭硝子株式会社中央研究所)
場所:大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)  

今回は,旭硝子株式会社中央研究所の高田章氏を講師にお招きしました.ガラスの研究開発に携わられている高田氏は,ガラス材料開発の様々な局面に現れる数理的課題に取り組んで来られました.ご講演では,ガラス材料とその歴史や,ガラス材料開発の現状と未来に対する展望をご説明いただいた後,原子構造の幾何的な性質と製造プロセスと物性予測の問題など多岐に渡る問題について,現在のもの作りにおいて数理的課題の解決が重要な鍵となっている様子をご紹介いただきました.多くの学生を含む約50名以上の参加があり,講演後も活発な質問が続きました.

下に写真を掲載しました.講演中①,講演中②です.