九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

6月IMI Colloquium(2019/6/12)を開催しました

令和 元年 6月12日, 6月IMI Colloquiumを開催しました.

6月 IMI Colloquium
講演タイトル:井戸配置最適化問題への進化計算の適用とその課題
講師:宮城 充宏 氏 (大成建設 技術センター 社会基盤技術研究部 地盤研究室 地下水チーム)
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 ウエスト1号館 D棟 4階
         IMIオーディトリアム(W1-D-413)(円形階段教室)

地球温暖化対策の一つである二酸化炭素地中貯留では,火力発電所などから排出されるCO2を地下深部の地層中に圧入する.本講義では,CO2を効果的に地中に貯留するための井戸の最適配置を算出する一連のフローが紹介された.あわせて,最適化計算におけるパラメータ学習及び最適化結果の解析手法や,手法の実用性を高めるための様々な工夫,そこに潜む数理的課題等も示された.講義後は,インフラ整備における数理の可能性を見出す討論も行われた.

参加者数:教員6名,院生21名

下に写真を掲載しました.