量子計算機でも解読困難となる新しい原理に基づく公開鍵暗号を開発
2017.08.21
九州大学マス・フォア・インダストリ研究所の高木剛教授の研究グループは,量子計算機でも解読が困難な新しい原理に基づく公開鍵暗号を,東芝研究開発センター,北海道教育大学,産業技術総合研究所との共同研究で開発しました.この暗号は,量子計算機でも計算が困難と期待される非線形不定方程式の最小解問題に基づいて構成しており,この領域で有力な格子暗号と比較して同等またはそれ以上の安全性と計算効率性が期待できます.詳細については,8月16日から18日にオタワにて開催される国際学会SAC2017で発表します.
九州大学ホームページ (研究成果)
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/154
国際会議 SAC 2017 ホームページ
http://sacworkshop.org/SAC17/SAC2017.htm