九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

4月 IMI Colloquium(2013/4/17)を開催しました

平成25年4月17日(水), 4月 IMI Colloquiumを開催しました.

4月 IMI Colloquium
数理科学技術のストレージシステム研究への応用
※ 今回のIMI Colloquiumは”数理科学技術のストレージシステム研究への応用“に関する講演を3題行いました.

講師:山本 政行 氏(株式会社日立製作所 横浜研究所 ストレージシステム研究部 部長)
講演タイトル:ストレージシステムと研究概要
講師:中村 隆喜 氏(東北大学 電気通信研究所)
講演タイトル:大規模災害でのデータ可用性を向上するリスクアウェア複製機能の提案
講師:圷 弘明 氏(株式会社日立製作所 横浜研究所 ストレージシステム研究部)
講演タイトル:ストレージ自動階層化機能におけるデータ再配置技術

場所:大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)

最初に山本政行氏から,日立製作所の簡単な説明の後,ストレージ・システムに関する最近の技術動向の紹介と関連理論分野の指摘がありました.次に中村隆喜氏からは,大規模災害時にも耐えうるネットワーク上のストレージ・システムに関する最適化問題の定式化とその解法,そして計算機実験結果について話して頂きました.最後に,圷弘明氏から,SSD, SAS HDD, SATA HDD等からなるストレージシステムの自動階層化機能にまつわる様々なモデリングと最適化問題について説明して頂きました.質問時間そして講演終了後も,当所員の最適化問題の専門家等と,活発な議論がなされ,有意義な交流を行うことが出来ました.

参加者数:約50名

下に会場の写真を掲載しました.