令和4年度に数理学府修士課程を修了した 中島 明 さん(指導教員: 縫田 光司教授)が、在学中(2023年1月)に国内学会にて発表した論文で論文賞を受賞することとなりました。

受賞内容：
2023年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS 2023) SCIS論文賞
中島 明(九州大学大学院数理学府)「不定方程式暗号Giophantus+に対する準同型演算」
https://www.ieice.org/~isec/award-SCIS.html
なお、授賞式は2024年1月に行われる予定です。

指導教員である縫田教授からのコメント

中島さんが今回受賞するSCIS論文賞は、電子情報通信学会情報セキュリティ研究専門委員会が主催する暗号・情報セキュリティ分野の国内最大規模の学会「暗号と情報セキュリティシンポジウム」(SCIS)における学生・若手研究者を対象とする論文賞です。同賞は国内の同分野の若手向け論文賞としては最も栄誉ある賞の一つです。同賞は、博士課程を含む学生・大学院生に加えて、学部卒10年以内のプロの若手研究者も対象としており、その中で今回の中島さんのように修士課程在学時の発表で同賞を受賞することは大変素晴らしいことです。私も指導教員として誠に光栄と感じております。中島さん、受賞おめでとうございます。