2/6から2/9まで、オーストラリアのケアンズでオーストラリア・ニュージーランド応用数理学会の年会ANZIAM2023が開催されました。IMIから3名の教員、数理学府から2名の学生が参加しました。この学会は様々な分野の応用数学、特に現実の問題を動機とした多くの研究が若手、ベテラン問わず展開され、講演中、頻繁にある休憩時間（これ大事！）での議論が非常に活発です。コンファレンスディナーでは学生さんを対象とした「優秀講演賞」の受賞式が行われました。その年の学生講演が対象になり、学会を挙げた表彰される栄誉として、参加学生は研究・発表ともに多くの研鑽を積み、毎年の学会に挑むそうです。

そのためか、研究内容も発表も非常にハイレベルです（正直、講演の後で学生さんだったとわかったものの方が多かったです）。日本勢の我々も負けじと各々の研究成果を発表し、国際研究交流の一翼を担えたと自負しています。

（松江要・IMI准教授）