九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

[プレスリリース、著者コメント掲載] 任意個数の四面体に対してカライドサイクルの存在を数学的に証明

IMIの重富尚太助教、梶原健司所長と鍛冶静雄教授(京都大学大学院理学研究科)による共同研究で、6個以上の四面体があれば、カライドサイクルが必ず構成できることを世界で初めて厳密に証明し、50年来の謎に決着をつけました。

この結果で構成できるカライドサイクルは、アウトリーチなどで配布されている
「メビウス・カライドサイクル」
を含むことが数値実験により示唆されています。

詳細は以下のプレスリリースをご参照ください。

九州大学プレスリリース
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1481

京都大学プレスリリース
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2026-05-19-3

研究者コメント

「離散曲線を構成・解析するために、たくさんの方程式を解きました。場合によっては、解くべき方程式そのものを導出することもありました。こういった計算は機械的にできるわけではなく、試行錯誤の連続でしたが、成果につながって嬉しく思います。手にとって遊べるものは数学では珍しいので、皆さんもぜひカライドサイクルを作ってみてください。」
(重富 尚太)

論文情報
掲載誌:Studies in Applied Mathematics
タイトル:An Explicit Construction of Kaleidocycles by Elliptic Theta Functions
著者名:Shizuo Kaji, Kenji Kajiwara, Shota Shigetomi
DOI:10.1111/sapm.70224