九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

第四回JST未来社会創造シンポジウム「社会課題は数理科学で解決できる!?ー数理と起業の狭間」開催

本文:
以下のシンポジウムのご案内が届きました。
ご関心をお持ちの方はご参加をご検討いただけましたら幸いです。

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趣旨:第4回目の数理科学研究による社会課題の解決の可能性を探るシンポジウムを開催します.過去3年は「数理研究の社会実装―課題と克服」「企業課題と数理研究をつなぐ」「企業における数理研究」というテーマで行いました.近年,世界的にエッジの利いた様々な科学技術をコアとしたスタートアップ支援が活発になっていますが,数理基盤技術がスタートアップにつながった例はそれほど多くありません.一方で,Googleに代表される21世紀を代表するIT企業は数理技術をベースに成功を収めた企業であり,数理がスタートアップのコア技術となるポテンシャルは非常に高いと考えられます.今年度は,大学発のスタートアップ支援を行っている様々な機関や実際に起業を果たした研究者から,お話を伺いこの「数理基盤技術」の「スタートアップ」について参加者とともに学び,それに基づいてこの二つのギャップを埋める方策などについて議論したいと思います.

日時:令和 7年 2月1日(土)13時〜17時
開催方式: Zoom ウェビナ ーハイブリッド・名古屋大学 野依記念学術交流館
プログラム:13:00-17:00
13:00-13:10 オープニング
13:10-13:50 「アカデミア発スタートアップはどのように生まれているのか?」
      篠原昌宏氏 京都大学イノベーションキャピタル株式会社 投資部 マネージャー
14:10-14:20 「JSTにおけるスタートアップ創出支援制度について」
      渡部博之氏 JTSスタートアップ・技術移転推進部スタートアップ第1グループ副調査役
14:20-15:00 「JST支援で始めた起業とその軌跡」
      山城悠氏 株式会社JIJ CEO
15:20-16:00 「理研の産業連携活動の紹介と数理技術発スタートアップ立ち上げへ向けた提案」
      半田敬信氏 株式会社理研イノベーション スタートアップ支援統括
16:15-17:15 パネルセッション「スタートアップと数理技術」
17:20-17:30 クロージング

主催:JST未来社会創造事業「共通基盤」領域 本格研究課題「未来医療を創出する4次元トポロジカルデータ解析数理基盤の開発」(研究者代表 坂上 貴之)
共催:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・理化学研究所iTHEMS
後援:株式会社理研数理、株式会社JSOL、京都大学 大学院理学研究科 附属サイエンス連携探索センター(SACRA)
コーディネート:名古屋大学大学院 理学研究科 生命理学専攻 異分野融合生物研究室/iBLab

参加費:無料
参加申申込: https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_ClG67ZfJS1meGMu-O1llnQ#/registration
HP:https://tfda.jp/information/tjv4br9dq