共同利用

解析から設計に向けたオフシェル数理科学


種別 一般研究-研究集会(II)
研究計画題目 解析から設計に向けたオフシェル数理科学
研究代表者 佐久間弘文(一般社団法人ドレスト光子研究起点・理事)
研究分野のキーワード オフシェル科学、ドレスト光子
目的と期待される成果 《目的》新技術を開く“小さな光”の研究が組織員候補の大津により20世紀の後半に開始され、それがドレスト光子(DP)研究の原点となった。その後、実験的事実の積み上げと数種類以上の新技術への応用が実現した。例えば半世紀にわたり発光不可能とされていた間接遷移型半導体であるシリコン結晶を用い高光パワー発光ダイオード、レーザーが発明された。これらの事実がオフシェル領域の量子場であるDPに起因し、既存の理論の枠組みでは説明できない未知の現象である事に注目した。これに基づき数年程前から場の理論の数理に明るい専門家と共に理論モデルの構築に挑戦する研究を開始し、新組織(一般社団法人)RODrePにより研究推進を加速している。特に過去2017年度の九大IMIとの短期共同研究から始まり2018年度の研究集会IIの採択によりDP に関する数理研究が現在大きな発展を遂げている。過去3年に及ぶIMIとの共同研究により、民間企業の研究者・技術者と連携して、仮説としての理論的アプローチを実験事実と結びつける試みが活発に行われて来た。この実績をもとに、DPを包含するオフシェル科学を扱い、解析から設計へと向けた数理科学を推進してfor industryへとつなげることを目的とする。
《期待される成果》昨年までは、新たな理論的アプローチとして双対電磁理論、量子ウォークモデルおよび電磁応答理論の研究を推進してきたが、来年度は、これら理論研究を互いに関連させる事が期待できる格子ゲージ理論のドレスト光子研究への応用を開始する。その様な研究により、昨年度から行われている産業界が期待するDP発生デバイス(ファイバプローブなど)、DP応用技術(エネルギー変換、発光デバイス、偏光制御デバイス)の実験結果の解析から数理科学の階段を一段上り、新デバイス・システムの設計ソフトウェア開発の橋渡しとなる知見が得られると期待される。
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
納谷昌之(富士フイルム(株)先端コア技術研究所・研究主幹)
福本康秀(九州大学IMI・教授)
小嶋泉(一般社団法人ドレスト光子研究起点・顧問)
大津元一(一般社団法人ドレスト光子研究起点・代表理事)
佐久間弘文(一般社団法人ドレスト光子研究起点・理事)